日めくり妊娠
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妊娠豆知識

【2018年10月調査】「ビタミンB6」と「葉酸」がつわりを軽くすると判明!

「ビタミンB6」と「葉酸」がつわりを軽くする

「ビタミンB6」と「葉酸」がつわりを軽くするという研究結果が「日本母性衛生学会学術集会」という学会から発表されました。

被験者は平均29±5歳、在胎週数8±2週で、被験者の当該サプリメントの平均摂取率は97±5%であった。
吐き気は20名中14名で改善が認められ、摂取4日目と5日目に摂取前と比較して有意な改善が認められた。
食欲は5日目に改善傾向が認められた。
嘔吐回数は、摂取前から嘔吐のあった8名中5名で減少した。
食事回数には有意な変動は認められなかった。
また、試験中に有害事象は認められなかった。

妊娠初期における1日25mgのビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩30mg)と400μgの葉酸投与は、吐き気などのつわりの症状を軽減する有効な方法であると考えられる。


2018年10月22日プレスリリース ビタミンB6高配合の葉酸サプリメントのつわり軽減作用

25mgのビタミンB6と400μgの葉酸を飲めば、つわりが軽くなることが立証されたのです。

どのサプリを選べばいいの?

栄養素の上限を超えないことが重要

葉酸にビタミンB6が含まれているサプリは、ビタミンB6が1.5mg前後しか入っていないものがほとんどでした。
葉酸とビタミンB6を別々に飲まなければいけません。
妊娠中、別々のサプリを飲むときに注意しないといけないのが、栄養素の上限量を超えて摂取過多にならないようにすることです。

ビタミンB6の妊娠中の推奨量は1.4mg/日で、上限量は45mg/日です。
葉酸の妊娠中の推奨量は400μg/日で、上限量は1000μg/日です。

葉酸は、鉄やビタミンCなど、妊娠初期に大切な栄養や、葉酸を体内に取り込むために必要な栄養が入っているものを選んだほうがいいです。
過剰摂取にならないように、ビタミンB6しか入っていないサプリと、必要な栄養も入っている葉酸サプリを併せて飲むのがおすすめです。

「ビタミンB6」を今飲んでいる「葉酸サプリ」と併用する場合

今葉酸サプリを飲んでいる方で、ビタミンB6のサプリを追加したい場合は、こちらがおすすめです。1日のコストは38円です(1日2錠の場合)。

ビタミンB6しか栄養素が入っていないサプリです。
添加物は入っていますが、有害なものではありません。
1粒あたり20mgのビタミンB6が入っています。
パッケージには1日2錠目安と書かれていますが、ビタミンB6の一日の上限が45mgで、このサプリを2錠飲むと40mgなので、心配であれば1錠の20mg摂取にしておいてもいいと思います。

葉酸サプリはビタミンB6が配合されているものがほとんどなので、必ず葉酸サプリのビタミンB6の配合量をチェックして、ビタミンB6の上限が45mgを超えないように注意しましょう。

ビタミンB6が5mgより多く配合されている葉酸サプリを飲んでいる方は、このビタミンB6を2錠飲むと上限を超えるのでご注意ください。

つわりに効くと立証されたのはビタミンB6は1日25mgです。

 

つわりの時期だけは別の葉酸サプリに変えられる場合

研究結果を見ていなかったら疑っていたと思いますが、成分をみて、ビタミンB6が25mg、葉酸400μgが配合されていることを確認して感動しました。

1日100円なので、葉酸サプリとしては安い方です。

 

まとめ

人生の中で一番しんどかったのは、1人目妊娠中のつわりでした。
長い間苦しみながら過ごしているのに、周りにはあまり理解してもらえなくて、なんにもできなくて、絶望していました。

私がつわり中もビタミンB6がつわりに効くかもしれないという情報はあったので、ビタミンB6を含むドリンクを探してノンカフェインのチョコラBBスパークリングを飲んでいました。
でもチョコラBBにはビタミンB6は5mgしか含まれていませんでした。つわりに効く25mgを達成するには5本も飲まなければならず、それは他の栄養素の摂取過多になるのでおすすめできません。
飲むと少しスッキリしたような気もしましたが、炭酸とチョコラの味でスッキリしただけだと思います。

今つわりで苦しんでいる方、本当に辛いと思います。今だにあの時より辛かったことはありません。「いつか終わる」などという言葉は、私にとってはなんの励みにもなりませんでした。

この記事で、つわりを軽くできる人が少しでも増えたら嬉しいです。